株式会社Fashionista 佐藤雅臣

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人の歩き方はそれぞれで異なりますが、歩き方を見ればその人が健康的なのか、それとも不健康なのか、だいたいのことがわかると言われています。そんな中、独自のウォーキングメソッドを開発し、ウォーキングの指導を行っている会社があります。その名も株式会社Fashionista。その会社で代表取締役社長を務めるのが佐藤雅臣さんです。高校を卒業してから劇団に入り、モデルを行っていた佐藤雅臣さん。過去にはパリコレにも出演経験がありますが、30歳にの時にモデルの道を諦め、ウォーキングインストラクターとして生計を立てるようになります。起業に対する熱は当初高くなかったそうですが、法人にした方が信頼されやすいとアドバイスを受けたことで法人を立ち上げます。経営の知識がほとんどなく、何かと苦労することが多かったという佐藤さん。それでも、ウォーキングでつなぐ社会という企業理念を大切にし、今に至ります。


佐藤さんは、オリジナルのウォーキングメソッドである、「Perfect Walking」を考案、正しい歩き方を指導しています。モデルといえばクネクネと動きながら歩いているイメージがありますが、実際は、真っすぐきれいに歩くことをベースにしているんだとか。このベースを応用し、オリジナルのウォーキングメソッドが作られました。歩き方には癖があり、それをインストラクターが見抜いて矯正を行っていきます。


今後の目標について佐藤さんは、企業向けの研修に力を入れることを考えているそうです。きれいな歩き方ならば相手の方にも好印象を与えられる事は間違いありません。ウォーキングによる健康的な意味合いも加味し、企業にとっていいところが多いというのもアピールしていきたいんだとか。実際にとある企業でこうした試みをしたところ、費用対効果が相当よかったという結果も出ているそうです。健康になることは企業の成長にもつながる、その一端を担うお手伝いをしたい、佐藤さんはそのように考えています。猫背の人間を1人でも減らす、そのためにインストラクターを増やすなど色々なことに力を入れていくそうです。


年収など、そのあたりの部分は後からついてくることになりそうですが、医療費を少しでも減らさなければならない中で、佐藤さんのようなウォーキングで健康作りをしていく存在は、企業からすればありがたがられるはずです。正しいウォーキングを通じた社会貢献がどこまで効果を発揮していくのか、要チェックです。