岩下食品株式会社 岩下和了の経歴、資産、年収すべて公開致します!

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岩下の新生姜でもおなじみ、酢漬け分野では日本一のシェアを誇るなど、日本を代表する漬物の製造販売会社としてもおなじみの岩下食品株式会社。その会社で代表取締役社長を務めるのが岩下和了さんです。1966年生まれ、54歳を迎える岩下和了さんは栃木県栃木市の出身です。岩下食品の創業は明治時代の1899年、祖父が地元で野菜などを売り始めたことから端を発します。岩下さん自身は音楽鑑賞が大好きで、洋楽を教えてくれた兄を追いかけるように慶應義塾高校慶應義塾大学へと進学します。この当時、兄が家を継がないことを宣言したことで、自動的に岩下さんにその順番が回ることになります。それもそのはず、長男は日本銀行に勤め、長男であっても日本銀行なら仕方ないと雰囲気になったからです。


そんな岩下さんも経済学を学び、慶應義塾大学を卒業後は住友銀行に就職、4年間働いた時、岩下食品がCMを打ち出したことで、今のうちに入っておかないと跡で大変になると思い、26歳で岩下食品に入社。父の下で働き、2004年には社長になりますが、父親もあり、なかなか大胆な手を打てなかったところ、病気で亡くなってしまったため、大胆なことを行っていきます。


岩下さんはTwitterなどSNSを積極的に活用しており、岩下の新生姜が多くの人に愛されていることに気付きます。そのつぶやきをした人に返信を書いたことでさらにその数が増え、ファンを大きく増やします。また父親がやっていた美術館のスペースに新生姜ミュージアムを立ち上げ、奇抜なアイデアをどんどん打ち出していきます。結果的に年間で10万人以上の人がわざわざ栃木にまで足を運ぶようになります。入場料は無料、決して黒字にはならない場所でありながらも、新生姜ファンに少しでも還元しようとする姿勢は、今の時代に通じており、それまで知名度がほとんどなかったような会社を有名な会社に押し上げることに成功しました。


岩下さんの年収ですが、社員の平均年収がだいたい400万円程度のため、岩下さんの年収は2000万円以上の可能性があります。元々100年以上続く会社の経営者であるため、財産はそれなりにあることが推察されます。新生姜関連の商品はコンビニなどでも売られ、様々な商品が製造販売されています。これまでなら一笑に付されたものでも、積極的に取り組む姿勢はさすがの一言です。まさに時代に寄り添った企業と言えるでしょう。