武田塾フランチャイズは儲かる!?オーナーの年収、塾の年商など細かくご紹介。

武田塾のコンセプトとして、授業をしない点が挙げられます。
どちらかといえば個別指導塾っぽい雰囲気ですが、参考書をもとに武田塾の中で自学を行い、その自学の内容を踏まえてアドバイスを送り、進捗管理を行っていきます。

武田塾では他にも武田塾メディカルなど多方面で活動をしており、集団塾や個別指導塾にはない魅力で勝負に出ているところです。

フランチャイズ展開も行っている武田塾、全国400教室以上になった原動力をまとめました。

武田塾の環境は勉強に最適!

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武田塾の教室内に入ってみると、自習を行う席1つ1つに仕切りがあり、勉強に集中できる環境が整えられています。
壁で仕切られている分、周囲の視線を気にすることなく、真剣に取り組めるほか、もし自習をしている中でわからないことが出てくれば講師へ相談を行うことも可能です。

武田塾の環境は勉強をする上で最適な環境であることは明らかです。
人によっては、自習をするのは気が散る、わからないことがあっても説明をしてくれる存在がいないから家でやるのは嫌だ、そもそも家で勉強をするなんてありえないと言ってしまう人が多い中で、この環境は最高です。

もちろん教室内は静かで、私語はほとんどありません。みんな真剣に、しかも、そこそこ高めの月謝を支払って参加している分、真剣そのものです。

武田塾の場合、いかに効率的に勉強を行っていくかをポイントに掲げています。参考書1冊をやり切れば成績は上がると考えているためで、イチから参考書を解いてもらって参考書の中身を完璧にするまでやってもらうスタンスをとっています。
授業はしませんが、わからないところは講師が教えるので、より具体的で、内容が入りやすい指導になっていく分、通い続ける効果は高そうです。

特訓にもコースがある

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武田塾の場合、こうした自学のことを「特訓」と呼びます。
特訓には4つのコースがあり、コースに応じて値段が変わるような仕組みになっています。

例えば、独学支援特訓では主に宿題のペース管理をメインにします。武田塾で宿題を出して、参考書を解いていくペース管理する形になっており、勉強はそれなりにできるけど、あまり家で学習はしない人に最適なコース、カリキュラムとなっています。

人は決断をするのが面倒で、決断をするのに労力をかけますが、武田塾ではその決断をさせず、武田塾側で提案を行うので決断がない分、負担が少なめです。
次に宿題確認特訓は宿題の管理ともう1つ、確認テストがくっつきます。宿題は確かにこなしているけれど、本当に実力は上がっているの?と確かめるものです。

確認テストともう1つ個別指導が加わるのが個別管理特訓です。授業をしない武田塾なので、個別指導といっても授業を行うわけではありませんが、参考書を踏まえてより細かい指導を受けられます。

この時、添削指導も行われるため、国公立大学の2次試験で登場する記述式問題への対応が行えます。これよりも上なのが徹底個別特訓です。
ここに加わるのは「義務自習」です。義務自習とは、この時間からこの時間までは絶対に自習に来るというもので、いわば強制的に武田塾に通って自習を行います。

どのコースにいてもサボることは許されませんが、徹底個別特訓だと余計にサボれず、費用もかかります。逆転合格を目指す場合には、徹底個別特訓がおすすめで、ここで偏差値30や40からの大逆転を果たした人も少なくありません。

これだけのことをしているわけですから、当然効果も出てくるようになります。フランチャイズ展開が全国展開されるのも納得で、これだけの管理を塾側がしてくれれば親も納得してお金を出すことでしょう。

武田塾はなぜ人気なのか

最近の学習塾は映像授業が主流になっており、地方でも映像授業を受けることで、東京など都市部の塾との格差を埋めようとする動きが出ています。

またタブレットを使った勉強など色々な動きも出ていますが、武田塾ではそのようなことはしていません。
むしろ全国各地に武田塾があることで全国どこでも武田塾メソッドが体感できるようになっています。
しかもやっていることは、参考書を完璧にしていくという単純なものですから、人気がなぜ出るのだろうかと不思議に思う人もいるはずです。しかし、このシンプルなやり方こそ武田塾の人気の秘密と考えられます。

結局、武田塾にお金を支払うのは学生の親で、月単価6万円と考えると、相当な金額です。これを納得させるのはなにかといえばアナログなやり方なのです。

例えば映像授業で格差を埋めることはできても、親からすればただただテレビを眺めているだけなのではないかと思いがちです。
放送大学など映像授業でも十分学ぶことができる媒体は多いですが、全員が全員その存在を知っているわけではないのです。ましてタブレットを使った勉強なんか、遊んでいるようなものではないかと親世代では考えがちです。
やはり勉強はハチマキを締めて鉛筆とノートで勉強を行い、母親が作った夜食を片手に深夜必死になって頑張るイメージを持っています。
当然そのイメージが古く、もっと効率的なものを探していくべきですが、武田塾で学ぶことは全てが効率的で、勉強の本質を突いたものなのです。だからこそ、全国各地で支持を集めていると考えられます。

本音でぶつかり合う学習塾

武田塾がすごいところは、すべてを包み隠さず、目の前の利益を度外視して、積極的にノウハウをぶつけていくところです。
例えば、武田塾に入塾相談に訪れた人に対し、普通なら営業をかけて囲い込もうとしますが、武田塾ではそのようなことをしません。自習自学に関するアドバイスを送り、ヒントを与えます。

そのヒントでその人の成績が上がればそれでいいと考えているのです。隠すことは何もない、ノウハウはすべて授ける、それが武田塾であり、その部分も人気を集める要素なのかもしれません。
そんなこともあってか、武田塾の講師は本音で生徒とぶつかり合い、生徒の事を考えた指導を行います。先生たちがとても熱い人が多く、宿題も何も全然取り組んでいない人がいれば当然喝を入れるでしょう。
月々6万円も支払う親御さんの気持ちを考えれば当然です。涙を流す生徒もいるかもしれません。それもすべては合格のためであり、そのことは生徒もわかっています。だからこそ、合格が決まれば泣いて喜びますし、先生の中には泣く人もいます。

武田塾の塾生たちがフランチャイズ

武田塾の歴史はまだ浅く、20年に届くかどうかという状態です。
現状ではフランチャイズで実績を残した人たちが参加をしている状況ですが、武田塾の塾生だった人たちがフランチャイズの一員になったり、武田塾の社員として働いたりするケースも出てくることでしょう。

武田塾の理念がわかる人が入ってくれば、より武田塾の存在感が全国で知られるようになります。武田塾のシステム自体は十分素晴らしいものです。
今後への期待感が高まるとともに、どれだけの校舎数になっていくのか、注目するところだらけです。