プロスポーツチームが株式上場する、これまで意外とありそうでなかったことを実際に成し遂げたのは卓球のプロチーム。その名は琉球アスティーダ。この琉球アスティーダを経営する琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社の代表取締役社長、早川周作さんです。
早川周作さんの経歴
早川周作さんは1976年生まれで現在45歳です。大学受験を控えたタイミングで実家が倒産し、苦境に立たされます。その後、学生時代に起業を行うほか、政治家秘書として働き自らも選挙に出馬するなど、アグレッシブに動いた早川周作さん。落選後はベンチャー企業を育てることを掲げ、コンサルグループの企業を立ち上げて顧問やアドバイス業を行います。秋田出身ながら東日本大震災以降に沖縄に移住、琉球アスティーダの立ち上げは2018年のことでした。
なぜ上場だったのか
日本のプロスポーツで初めての上場を行った早川周作さん。上場の理由として、新しいお金の循環を作ることを挙げています。スポンサー収入や入場料といった当たり前のやり方から脱却したい思いがあったと言えます。意外なことに沖縄の企業で上場している企業は数えるほどしかなく、その中に入ることができたのは地元での信用力アップにもつながっているのだとか。卓球だけでなくプロレスや音楽など様々な融合させたフェスを開催した早川周作さん。新たな挑戦はここからです。