株式会社幸楽苑ホールディングス 新井田昇の経歴、資産、年収すべて公開致します!

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安くラーメンが食べられることでおなじみであり、現在新たな一手を放つために模索している株式会社幸楽苑ホールディングス。そこで代表取締役社長を務めるのが新井田昇さんです。1973年8月2日生まれ、47歳を迎える新井田昇さんは福島県の出身です。先代の社長は現在会長を務める父親であり、元々は祖父が福島県に食堂を立ち上げたことがルーツになっています。慶應義塾大学を卒業後、三菱商事に就職、その後2003年に幸楽苑に入社します。入社するとまず名古屋の店舗で働き、店舗の仕組みやマネージメントを学び、工場勤務など様々な部署で学び、幸楽苑全体の組織を知ります。


新井田さんの父親が幸楽苑の急拡大を推進し、新井田さんが入社した2003年に東証一部上場を果たします。全国各地にオープンさせ、2015年には500店舗を記録するなど、その勢いは続くかと思われました。しかし、低価格のラーメンに限界が生まれたことで、価格帯を引き上げる賭けに出るなど、この時期から新たな幸楽苑の在り方が問われるようになります。2018年に社長となった新井田さん、味の改革やマーケティング、業務転換などに力を入れ、結果的に業績のV字回復に成功します。その要因として、従業員のモチベーションを上げたことやみんなで問題意識を共有し、成果主義を推し進め、頑張りに報いるシステムを構築したことなどがあったとか。また働き方改革を行い、飲食業では珍しい、大みそかから元旦の休業に踏み切りました。書き入れ時に売上をリリースする損失を上回る価値があったからこそのV字回復だったわけです。


株式会社幸楽苑ホールディングス役員報酬は、2018年3月期に取締役1人当たりおよそ2000万円でした。社長であることを考えると3000万円程度もらっている可能性が考えられます。幸楽苑ホールディングスの株式は7000株程度で、およそ1500万円程度の株を保有します。配当も微々たるもののため、年収のほとんどは役員報酬で賄われていることが言えるでしょう。


別業種の企業とのタッグや、利益体質にするための戦略的な閉店など、新井田さんの朝鮮はここからが本番です。父親が行ってきた拡大路線はいったん清算し、現状はいかに利益を出していくかに腐心しています。果たして思惑通りに事が進むのかどうか、会長である父親、そして息子の新井田さんの手腕にかかっていると言えるでしょう。