上岳史 ハッピーテラス株式会社

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大人の発達障害など、大人になってから発達障害であることを知り、その呪縛から逃れきれない人たちが増えています。若いうちから発達障害を理解し、その中で教育を行っていくのが理想的です。そんな中、発達障害の子供を対象にした支援事業、放課後等デイサービス事業などを手がける会社があります。それがハッピーテラス株式会社であり、社長を務めるのは上岳史さんです。1971年生まれ、49歳を迎える上岳史さん、日本の学校に馴染めず、航行をやめると、アメリカへ留学。そのアメリカでは日本とは違って、個性を尊重し、落ち着きがなかったという上岳史さんでも受け止めてもらえるような教育に接します。


留学から帰国すると上智大学文学部に入学、在学中に起業し、アルファグループ株式会社を立ち上げます。この起業は大成功を収め、JASDAQへの上場など300億円起業にまで成長させます。自らも発達障害だったかもしれないと振り返る上岳史さん、発達障害を抱えても、社会参加の支援があれば大丈夫、だが、日本ではまだ不十分であると考えた上岳史さんは起業に踏み切ります。赤字部分を譲り受けてハッピーテラス株式会社を創業し、今に至りますが、すぐに店舗拡大を行うなど、スピード感を持った経営が行われています。


主力サービスであるハッピーテラスは、コミュニケーションに難がある子供をターゲットに、コミュニケーションの能力開発をメインにした教育を行っています。楽しい時間をすごしてもらい、その中でコミュニケーション能力をつけてもらう、そのようなやり方を採用しています。成長を促すようなやり方で、家庭とも連携して発達障害対策を行う、これが全国各地に点在しており、都道府県が認定する放課後等デイサービスとなっているため、1日あたりの負担額は0円のケースもあれば、最大でも1000円ほどです。なかなか世帯収入が稼げないところでも、安心してサービスが受けられます。


上岳史さんの年収ですが、資本金が2000万円以上あるため、そこから考えると、年収は1000万円程度が考えられ、複数の社外取締役を行っており、2000万円を超えることも考えられます。元々経営者として上場を経験したことがある上岳史さん。発達障害で悩んでいる子供、親は非常に多い中、1つの個性として可能性を伸ばしていけるかどうか、そのお手伝いをハッピーテラスが行っており、その広まりに期待が集まるのはいうまでもありません。