株式会社ビービット遠藤直紀

見切り発車で事業をスタートさせるとすぐに暗礁に乗り上げるのが普通の感覚。起業を行い、面白いことをやれればそれでいいとスタートしたものの、結局何もできずに危機的状況を迎え、その後復活した企業があります。それが株式会社ビービット。代表取締役社長は遠藤直紀さんです。

 

遠藤直紀さんの経歴

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遠藤直紀さんは1974年生まれで現在47歳です。横浜国立大学の4年生だった時、周囲が就活をする中で英語が話せるようになりたいとアメリカへの留学を決めます。このアメリカにおいて当時話題を集めていたインターネットと出会います。富裕層だけでなく貧困層やそれに近い人たちもインターネットを利用する光景を見て、IT業界に打って出るしかないと考え、ソフトウェア開発の会社に入社。同じような時期にネットバブルがやってきて、ネットの時代が一気に始まり、その流れに乗ろうと独立。ここで大きな誤算を招きます。

 

あまりにも決まっていなかった

ネットに関することをしたいと仲間を集めて起業したものの、方向性が定まらず、気づけば少ないメンバーと借金が残るのみ。この責任をとるように代表取締役社長になった遠藤直紀さん。メンバーで必死に考えた結果、誰でも使いやすいコンピュータを作るべきではないかという結論に至ります。消費者目線、ユーザー目線で物事を考え、設計を行っていく、それを積み重ねた結果が、今の業績に表れています。