株式会社ザ・ワークス 霜田一寿

f:id:syacyou:20191026022554j:plain

 

朝の情報番組であるZIP!や夕方の情報番組スーパーJチャンネルなど数々の長寿番組やバラエティ番組を長年作ってきた株式会社ザ・ワークス。その株式会社ザ・ワークス代表取締役社長を務めるのが霜田一寿さんです。1961年生まれで現在58歳の霜田一寿さん、元々広告のスチールカメラマンを目指して東京工芸短大に進学し、メディア関係のアルバイトをこなします。その後、友人と会社を起業し、プロモーションビデオを作りますがなかなか仕事が来ず、多額の借金を抱えてしまいます。その後、借金返済のために制作会社に入ってドラマを作るようになるもここでもうまくいかず、退社。株式会社ザ・ワークスに入るのは1995年のことです。


入社の経緯も突然で、ドラマのプロデューサーをしていた時、今まで会ったこともない人に呼び出され、来月から会社に入るよう強く促されたことがきっかけ。それが霜田さんの前の社長でした。前の社長と一緒に株式会社ザ・ワークスを支え、霜田さん自らは現在も高視聴率番組として大ヒットを飛ばし続けるドクターXシリーズを手掛けるなど大活躍を続けますが、その社長がある日突然この世を去ります。亡くなられた当日に、霜田さんに後は任せると言ったことで霜田さんが社長になります。


テレビ業界、特にテレビ局の下請けとして活動することが多い株式会社ザ・ワークスのような会社では、労務関係が疎かになることがありますが、霜田さんはそうしたことがないよう、細心の注意を払っています。何事にも勉強家な霜田さん、社長室には多くの労働に関する本が並んでおり、労務関係に真剣ですが、ドクターXのドラマになるとそれが医学書になるなど、1つのことに全力で熱く取り組むのが霜田さんの特徴と言えそうです。


霜田さんの年収ですが、いくらかは定かではありませんが、制作会社の平均年収は比較的良好という評判もあるため、社員の年収はだいたい平均400万円あたりです。そこから考えると、最低でも5倍ほどもらっていることが考えられ、年収2000万円程度をベースとなり、そこから様々な仕事の報酬が入ってくるようなことが言えそうです。元々中途入社だったこともあり、株式を多く握るような立場にはありませんが、株式会社ザ・ワークスの売上を支えるドクターXでプロデューサーを務めるなど、それなりの実績がある霜田さん。びっくりするような年収でも何ら不思議ではなく、むしろ夢を見させてほしいです。