岡本祥治 株式会社みらいワークス

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プロの人材が企業内で不足することは避けなければなりませんが、その際にすぐにでも補充できるように、業務委託という形でフリーランスの人材を提供するサービス、FreeConsultant.jpがあります。そのサービスを運用する株式会社みらいワークスの社長が岡本祥治さんです。1976年8月28日生まれ、44歳を迎える岡本祥治さんは神奈川県の出身です。学生時代はバレーボールに打ち込んでいた岡本祥治さん、この時はまだ起業をするとは考えておらず、人を救う仕事がしたいと医師を目指していたことも。その後、モノづくりに携わる仕事を目指して慶應義塾大学理工学部に入学、卒業すると、アクセンチュア株式会社に入社し、ITコンサルタントとして活躍します。


アクセンチュアを辞めた後はベンチャー企業で新規事業の立ち上げなどを行い、その後すべての都道府県を巡って、地方が衰退していく様子に、日本を元気にさせたいと奮起、実現させるための手を打っていき、株式会社みらいワークスの起業までたどり着きます。実際にフリーランサーとして仕事をしている時、仕事を撮ってくることなどで苦戦を強いられることがあり、それを他のフリーランサーも経験していたことを知ります。個人のフリーランサーと企業をつなげられればいいのではないか、そのように考え、FreeConsultant.jpが登場します。


クライアントの多くは上場企業などで、実際にサービスに登録するユーザーは数千人規模です。即戦力として人材を活用したいと考えているクライアントが多く、そのほとんどはIT関係の仕事です。フリーランサーとして働きたい人が増えた今、FreeConsultant.jpのサービスの登場は非常に大きく、働き方改革に大きく寄与することは間違いありません。人材不足を解消させ、働き場所を確保する、まさに人を救う仕事といえるでしょう。


岡本祥治さんの年収ですが、2018年9月期の取締役1人あたりの役員報酬はおよそ660万円です。社長であることを考えても1000万円には届かない可能性も考えられます。過半数以上の株を保有している岡本祥治さん、時価総額はおよそ20億円弱です。配当こそありませんが、資産的にはそれなりのものを確保しています。フリーランサーへの実質減税のような税制改正が行われるなど、フリーランスとして働きたい人は増えることが予想され、今後に注目です。