船越洋平が指摘する投資をしなければならない時代の変化とは?詳しくご紹介します。

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船越洋平さんはギャンブルをほとんどやらず、たまに友人と競馬場に行って、お酒でも飲みながら楽しむ程度にとどめています。ギャンブルそのものを嫌っているわけではなく、ギャンブルで運を使ってしまっては仕事で使うべき運まで流されてしまうのではないかと不安になっているのが要因です。そんなギャンブルですが、今も昔もあまりいい顔をされないのが現状で、程々に楽しめばいいという考え方がなかなか浸透しません。

船越洋平さんの考えとしては程々に楽しむ分にはいいし、アミューズメントパーク、テーマパークで遊ぶかギャンブルに費やすかの違いであると考えます。なぜ程々に楽しむという考え方が浸透しないのか、そして、投資をして増やすことに対する嫌悪感がまだ根強く存在するのか、日本の歴史などに原因があるのではないかと船越洋平さんは考えます。

 

汗水たらして働く考えでは幸せにならない

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船越洋平さんは、汗水たらして働くことへの美学をあまり好んでおらず、お金を稼げるのであればどんな手段を使ってでもいいし、それならば日本全国どんな状況でも年収を上げることにつながるのではないかと考えています。結局、汗水たらして働くといっても地方では賃金が低いですし、最低賃金を見る限り、東京と地方ではびっくりするほど違います。例えば2021年の最低賃金を見ると、東京は1041円ですが、高知や沖縄などは820円となっており、1時間あたり200円の違いが生じています。つまり、東京で4時間分働いた賃金は、高知や沖縄だと5時間ほど働かないと稼げないといけません。

もちろん物価や土地の価格などが明らかに違うため、どちらの最低賃金でもそのエリアで住むには大変な部分があります。もし投資などを積極的に行えば、高知や沖縄のようなエリアでも東京の人たちと同じ収入、もしくは大きく上回るお金を手にすることができます。そうすれば、東京で暮らすよりもよりリッチな生活を送れるかもしれません。東京で住まず、地方で住むメリットはそこにあり、それを可能にするのがネットを介した働き方です。

船越洋平さんは今は東京で働いていますが、状況が許されれば地方で住むことも視野に入れているのだとか。実際に東京で稼いでいた人が地方へ移住するケースは増えています。東京での暮らしを維持する費用はそれなりにかかるので、地方へ行けばある程度抑えられます。同じ稼ぎ方でも地方の方が幸せに暮らしやすいわけです。ただそれは東京での稼ぎと同じであることが条件になるため、汗水たらして働くことが素晴らしいという考えを持ち続けているとなかなか難しい部分があるかもしれません。

 

汗水たらして働く考え方が根付いても仕方がない理由

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なぜ日本人は投資などを嫌うのか、船越洋平さんは日本の事情とやむを得ない理由があることを理解します。日本では高度経済成長期の時に高いインフレが起こり、成長率も高く、働けば働くほど稼げる時代を迎えました。どれだけ残業しようともどれだけ休日出勤をしようとも、すればするほどお金が稼げて生活がどんどん豊かになる実感がわいてきますから、わざわざ投資を行ってお金を増やそうなんて考えに至るはずがありません。

なぜこれだけ投資を積極的に行っていくべきだと様々な人が推奨するかといえば、結局のところ、汗水たらして働いても稼げない状況にあるからです。残業をすればするほど稼げますが、残業時間の問題、働き方改革、効率性などもあるため、現状は好ましい働き方ではありませんし、休日出勤をなかなか会社も認めようとはせず、やったとしてもサービス残業的なものを求めるでしょう。このような状況下で汗水たらして働いたとしても何の得もないことは明らかです。

しかし、昭和から平成初期にかけて汗水たらして働いていれば幸せに暮らすことができた時代は続き、銀行に預けておけばそれなりの利子が付いた時代だったわけです。その時代を全否定して新たな時代へ転換するように促したところで、そこに対する抵抗感が生じても不思議はないと船越洋平さんは考えます。次の時代は間違いなく投資などをこなして金銭を増やしていかないといけない時代であり、そこに向かうために何をしていけばいいのか、小さな時から勉強をする必要があります。

 

ギャンブルで学ぶことはある

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船越洋平さんにとって、この現状になった以上、ギャンブルで学ぶことは非常に多いのではないかと考えます。ギャンブルには控除率があり、どれだけ頑張っても胴元が勝つようになっています。純粋な投資とは違いますが、賭けたお金が倍になって返ってくるというのは、投資のような性質を帯びます。ギャンブルで生計を立てることは非常に厳しいですが、ギャンブルにチャレンジして得られることは十分にあります。

ギャンブルにおいて配当が常に高い状態というのは、実は非常に好ましく、それだけ多くのユーザーが流入している状態を意味します。もし玄人しかいなかった場合、手堅いところに賭けていくケースが続くため、配当そのものは上がらないでしょう。結局ギャンブルの参加者たちのお金を奪い合うのが本質なので、みんなで同じ意見を貫いていれば配当が上がらないのは普通です。

こうした人たちを出し抜くにはどうすればいいか、それは固定観念にとらわれず、希望のあるデータを見つけてそこにすべてを賭けることです。時にびっくりするような配当がギャンブルではありますが、常識では考えられなかったことが起きた時であり、そういう時に旨味を感じることができます。船越洋平さんは、ギャンブルだとそのようなことを簡単に経験できるはずだと力説します。

 

典型的なギャンブル的投資が仮想通貨

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現在は当たり前のように語られるようになったビットコイン。そのビットコインの歴史は意外と古く、2009年あたりでした。この当時、1ビットコインの値段は0.07円でした。数か月後にビットコインでの決済が初めて行われた際には、ピザ2枚で1万ビットコインが支払われています。それが今では1ビットコインで数百万円にもなっています。貨幣価値は明らかに異なり、早めに持っていればいるほど巨万の富を得ていたことは明らかです。

しかし、当時は明らかに怪しい存在であり、ビットコインで決済が簡単に成立する状況ではありませんでした。そんなものに100万円を突っ込むこと自体がバカげていた時代です。そんな状況で100万円突っ込んだ人が巨万の富を得ているわけです。これもまたギャンブルであり、賭けに勝ったことを意味します。もし石橋を叩いて渡るような性格であれば絶対に手は出さないでしょう。

もし大きく稼ぎ、生活を変えたいのであれば投資を行う必要があります。そこには入念な準備、ここぞで勝負できる根性、損切りを躊躇なくできる気持ちが求められます。汗水たらして働く事自体は全く間違いではないですし、日本人の美徳なのでケチをつけることは一切ありません。ただ、日本の現状を見る限り、働けば働くほど幸せになる時代は既に終わっており、投資で稼ぐ時代が近づこうとしています。